自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

孔子と釈迦 /The Mouse and The Lion

 

孔子と釈迦

 

コロナショックのため、自宅待機。

 

YouTubeで曹洞宗の紹介動画をみた。

 

わりと説明が詳しかったので、思いのほか曹洞宗のことを知れた。

 

確かこんな感じだ↓

 

道元禅師 (高祖、正法眼蔵、典座教訓)

→ 懷奘禅師 (道元禅師の右腕)

→ 義介禅師 (大乗寺、派閥分裂)

→ 寂円禅師 (道元禅師の中国修行仲間、保守派)

 → 瑩山禅師 (總持寺、太祖)

・・・今

 

驚いたのは拝む対象。

 

なんと、仏陀・道元禅師・瑩山禅師の三人らしい。

 

ということは、曹洞宗は道元禅師の頃と今を比べると、色々変わってるというわけだ。

 

そもそも、実は曹洞宗という名前も瑩山禅師による後付けという。

 

というのも、道元禅師は自分の開いた宗教を「正伝の仏法」と言い、特定の宗教名で呼ばれることを嫌がったからだ。(Wikipedia談)

 

瑩山禅師が持ち上げられる理由はこう。

 

義介禅師が代表の頃、保守派と改革派で曹洞宗が分裂し、やがて凋落、そこで登場して復興させたのが瑩山禅師!

 

というね。

 

他にも経典をまとめたり、檀家さんを増やしたり、今の曹洞宗の土台になることを色々したらしい。

 

つまり、多分だけど、整理や改変のしすぎで、曹洞宗内ではプチ開祖みたいな扱いなんだと思う。

 

逆に言えば、今の曹洞宗と道元禅師の教えは乖離している、ということにもなるけどね。

 

道元禅師からは感じるものがあったが、總持寺の坊主たちには少し落胆したのは、必然だったのかもしれない。

 

俺の求めていたものは、もはや今の曹洞宗にはないのかもしれない。

 

となると、正法眼蔵や典座教訓を読む必要があるのだが、これがまた難しいとの評判。

 

なかなか上手くはいきませんな。

 

とはいえ、今の曹洞宗に全く魅力を感じないかと言われればそうでもない。

 

なんでも、道元禅師は修行を生活に組み込むことに力を注ぎ、その教えは今も息づいているからだ。

 

掃除・料理(典座)を重視するのは自分の考えと合うので、ぜひ学んでみたい気持ちがある。

 

ちなみに、道元禅師のいう正伝、それを作った人、つまり仏陀は修行と生活は別と考えて料理や掃除はしなかったらしい。

 

ちょっと時代を感じるね。

 

まあ、まだ仏陀の教えを読んだことがないので何も言えないが。

 

曹洞宗の流れから、次に中国の曹洞宗 → 達磨禅師 → 仏陀

 

みたいな感じでいつかは触れてみたいな。

 

と、話は変わるが、

 

仏陀といえば、今日面白いことを知った。

 

実は仏陀、孔子と11年しか誕生年が違わないらしい。

 

つまり同時代に生きてる・・・!

 

これは驚いたね。あの仏陀とあの孔子が、まさか同じ時代に!

 

論語もちょっと前読んだばかりで面白かった。

 

仏陀に辿り着けるのはいつになるだろうか。

 

早く仏陀と孔子を比較したいな。

 

というわけで、今日はここまで。

 

 

【今日の寓話】

 

Title: The Mouse and The Lion

 

URL: 

http://hukumusume.com/douwa/English/aesop/05/15_E.html

 

感想:

イソップ寓話から。

 

ネズミとライオンの話。

 

ネズミの命乞いをライオンが認めたら、ライオンがロープの罠にはまったとき、ネズミが噛み切って恩返ししてくれたという話。

 

教訓「弱者が強者を助ける時もある」

 

だから弱者を無価値と決めつけて、ないがしろにするなってことでしょう。

 

英文は読みやすかったです。

 

a nap (昼寝)とか単語がわからなかったけど、前後の文脈から休憩みたいな意味だろうな〜と察することができた。

 

そろそろ童話もワンステップ上のやつを読もうと思う。