その先に何がある?
一体俺は、何を求めてそんなに先を急ぐのだろう。
その先に何かがあると思って進んできたが、一体俺は、何を期待しているのだろう。
その先に、何かあるものは?
光のようなイメージはある。
その先には、光り輝く何かがあるのは確かだ。
光は掴めない。
だから、俺は光る何かを、その実態を直接掴む。
もう光で満足していられない。
俺は実態を掴む。
俺の心で、それは肌感覚で鮮明に分かる様に、
例えそれは万人のものでなくていい
理解をしてもらおうとは思わない
だが掴む。
俺はこの手で必ず掴む。
俺の、俺だけの、俺しか分からないものであったとしても。
俺は掴んでみせるぞ。
きっと。
きっときっと、そこには素晴らしいものがあるはず。
俺はそう信じて、前へ進むぞ。
俺は自分で掴み取る。
俺はこの手で掴み取る。
きっと、掴んでみせるぞ。