ノスタルジー
俺は故郷には帰らない。
そう決めているのに、ふとノスタルジーに浸ってしまう。
あそこで俺は生きられない。
閉塞するだけだ。
そう分かっているのに、ノスタルジーの感情には抗えない。
遠く離れた場所にいても、どこかあの場所を探している。
あの場所がどこかも、もう俺には分からない。
多分、そこは、もう心の中にしかないのだと思う。
俺の好きな曲 Take me home Country Roads だ。
これは高校生の頃から好きだった。
ということは、俺の探している場所は、もっと前か。
中学生の頃か?
あの時代を探しているのか?
小学生の頃か?
あの時代か?
後悔しないようにと生きてきて、それでも後悔しっぱなしさ。
だが、まだだ。
まだ終わってないから、俺は前に進み続ける。
それが俺のベストだと信じている。