何が見えた?
俺は、あの時から歩き始めて、何が見えただろうか。
16歳。
留年。
俺は一生、前へ歩き続けると決めた。
あれから8年。
24歳。
何を見つけて、何が見えただろうか?
一つ、大人って全然大人じゃなかったってこと。
みんな全然余裕なんかなくて、結構みんなが苦労してる。
二つ、何を成すかではなくどう生きるかが大事ってこと。
形や結果だけに囚われるよりも、自分がどう生きるかを気にするようになってきた。
答えはないから、だから自分なりに考えて、勇気を持って前へ進むしかない。
三つ、身近なところに可能性は溢れているってこと。
そんなに遠いところにはない。
意外と、本当に身近なところに可能性は転がってるって思う。
まあ、それでも俺は遠くへ行くんだけどね。
それは好きで行くわけだから別にいいんだ。
ただ、近くにあるものを見失わないようにしたい。
そして、身近なものにも、いくらでも可能性はある。
人生にマッタも延長もなしだ。
俺はここで決める。
今、ここで決める。
そう思えるところが、少し見えたってことなのかな。