準備できることと、できないこと
準備できることってなんだ?
これって、ようは準備=予測だよな。
つまり予測できるかどうかってことだ。
予測?
あ、これは科学の出番だな。
これまで科学はこの世界の仕組みを知ろう、予測しようとしてきた。
例えば、天気なんてもう予測できるよな。
遠い未来はわからなくても、明日の天気なんてのはほぼほぼ当たる。
だから天気予報を見て傘を用意することはできるわけだ。
一方、予想できないこともある。
例えば、俺が将来何になるかなんていうのは、それはもう予想できない。
この差はなんだ?
なぜ俺の将来は予想できない?
不確定要素が多いからだよな。
雨雲はそれが起こる条件がはっきりしてる。
そしてその条件もはっきりと観測できる。
つまり、雨雲と、その周囲の環境の仕組みが解明されているんだ。
だが俺の場合はどうだ。
例え俺の動きがはっきり分かったとしても、周りがどう動くかは回らない。
つまり、影響を及ぼしてくる環境要因が多すぎるってことだ。
だから、これが無人島で、人が2人しかいないというなら話は変わってくる。
その相手の動向をしっかりと観察し、その内面をしっかりと捉え、そうすれば大方おかしなことにはならない。
関わる人数の多さというのはリスクなんだ。
そう、引きこもりがなぜ引きこもるのかというと、そのリスクがあるからだ。
多人数と関わるのはリスク。
ん、だが一方で、他人と関わることは大きなメリットにもなる。
例えば勉強については、父や母を考えたら話は早い。
父や母が勉強を大事だと思えば思うほど、子も勉強をするようになる。
それはそういう風に誘導されたり、周囲が自然と勉強する環境にあったりするからだ。
だがこれが一人で育ったら?
一生勉強しようなんて思わないだろう。
その楽しさ、希望を知らずに一生を過ごすことになる。
あー、そうか。
人か。
確かに多人数と関わるのはリスク。
だが、どんな人と関わるかは大体選べる。
子供ならまだしも、成人した大人なら尚更だ。
だから、よくよく飛び込む先の環境をみることで、そのリスクは回避できる。
ということは?
ここで準備できることは、多くの飛び込み先を知り、自分に最も合う場を一つ見つけ出すことだ。
飛び込み先はネット情報や電話で関係者に聞こう。
他にも例えば会社なら、上場していれば会社情報がきちんと見られる。
つまり就活だな。
就活できちんとした人たちがやること、それが飛び込み先を見つける方法だ。
次、自分に最も合う場か。
経験と重いじゃないか。
自分ができること、得意なこと、したいこと、これらを天秤にかけて決める。
俺ならしたいことだな。
これを逆算してやっていく。
その場にたどり着くためなら、できることを武器に一つずつ掴み取っていってやる。
まとめよう。
準備できることとできないことはある。
自分の人生に準備できることはある。
それは2つ。
1つ目はいい人の多い環境を見つけること、2つ目は自分に合う環境を知ること。
いい人ね。
いい人か。
違うかもな。この考え。