自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

剽窃の境界線

 

ある言語マニアが二巻からなる辞書を、独力で書き上げた。

 

某夫人がこの辞書を「みだらな言葉が一つも入っていなくて、大層結構ですわ」とほめた。

 

皮肉な言語マニア「ミセス。よくその点ばかりを詳細にお調べ下さいましたね」

 

 

*

 

 

これは角川文庫から出版されている「わがままな偉人たち」という本を一部書き換えたものだ。

 

最近、物書きの基礎トレーニングは何かと考えるのだが、このようないい文章を真似ることではないかと思う。

 

とはいえ、

 

ともすれば剽窃になりかねないので、オリジナリティとの塩梅が難しいところ。(上の文章は完全に剽窃)

 

いいものをよく読み、よく書くことを心がけてはいるが、

 

シンプルなことこそ捉えどころがなくて困る。