安定するとは？

誰だって心を安らげたい。

ずっとうまくやっていける自信が欲しい。

だから安定を求める。

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私も安定が欲しかった。

ほんの二、三週間前、いや一週間前だったか、まあそのくらいに眠れない日々が続いた。

完全に昼夜が逆転し、朝方寝て夕方ごろに起きていた。

それをどうにか変えようと一日中起きたりして、それで夜寝れたはいいものの、起きたのがまた夕方だったりしてもう一回昼夜逆転、なんて、まあとにかく大変だった。

そんなわけで、健康なライフサイクルがどうしても欲しかった。

心が荒んでいたから、安定したかった。

結果、二、三日前ぐらいからきちんと寝て起きられるようになったのだが、今になって思うことがある。

それは、「安定するってなんだ？」ということ。

安定した二、三日を振り返ってみると、わりと努めていたところがある。

意識的に、何時には寝ようとか、何時には起きようとか、眠れるために運動しとこうとか、朝日ちゃんと浴びておこうとか、まあ色々と。

それは最初はちょっと面倒だったけれども、三日も経つと楽しさもちょっと出てきた。

なんというか、マラソンに似ている感覚とでも言おうか。

慣れないうちは走るのがシンドイんだけれども、走り慣れてくると走るのが楽しくなる感じ。

思うに、安定っていうのは、このマラソンなんじゃないかなと。

努めて、楽しくて。

今までの私の中の安定は、最初に努めて、余剰になるほど蓄えて、あとはそれを消費していくだけ、みたいなイメージだった。

でも今は違う。

努めるの感覚が違うのかな。

以前の努めるはしんどいというイメージだった。

今の努めるは「前向き」のイメージに近い。

楽しさ？かな。

意識的になって、そしてかつ楽しい。もっと楽しくできるんじゃないか？みたいな。

うーん。まとめきれなくなってきたな。

まあとにかく、安定ってマラソン。で、マラソンって続けてみると楽しいよってこと。