行動の星/ 7. 影
行動の星、これは斎藤一人の言葉。
斎藤一人を説明しておくと、スピリチュアル商人、これで十分だと思う。
俺は彼にあまりいい印象がない。なんというか、諦めてしまった印象を受ける。
とはいえ、発言は別。この行動の星という表現はすごいと思う。
昨日、行動について考えていた。するとふと彼の言葉を紹介するyoutube動画が目に入り、この言葉を見つけた。
自分が考えていたことをぴたりと一言で表現していて、思わず感心してしまった。
そうなんだよな。この世界は行動の星なんだよな。
頭の中にあることと、それを行動に移すことは全くの別物なんだよな。本当に。
行動だな、と改めて思わされた一日でした。
*
7. 影
今日の一日一枚は「影」
プラトンの国家じゃないけれど、よく実体について考えることがある。
本質とか本物と言い換えてもいい。
なんというか、自分は何を追っているのだろうかと。
例えば欲しくて欲しくてたまらなかったものでも、手に入れてみたらもう興味がなくなることがある。
俺は何が欲しかったんだろう。
あんなに期待していたことも、あんなに悩んでいたことも、終わってみると取るに足らないことのように思える。
思春期の頃はよく大人に言われていた。
子どもの悩みなんて大したことない。大人になってからはもっと大変なことばかりだ。
当時は、黙れと思っていた。
そんなこと言ったって、大変なものは大変だと。
今振り返ってみると、確かに大変だったことは覚えている。だが同時に大人の言っていることもわからなくもない。
俺は何にあんなに悩んでいたんだろう。あんなにおおごとだと思っていたのはなんでだろう。
斎藤一人を諦めてしまった人と書いたが、彼はまさしく思春期と逆にいる。
だからある意味近いとも言えるが、あー、なんだか虚しく感じる。