緊急と重要のマトリクス
7つの習慣という本がある。
これは自己啓発本であり、この分野ではドンのような立ち位置にあるらしい。
売り上げも世界的ベストセラーを記録しており、これだけ読めば自己啓発本は十分とまで言われている。
そんな本の、概要をYouTubeで見た。
色々言っていたが、その中でも気になったものを一つ取り上げよう。
それは、緊急と重要のマトリクス
縦軸に緊急度
横軸に重要度
「やることリスト」をこのマトリクスに照らし合わせることで、本当にやるべきことが見えてくるらしい。
まず左下、緊急度は低い/重要度も低い
これに当てはまる「やること」は、無視しても人生に影響ない。
次、左上、緊急度は高く/重要度は低い
例えば雑用みたいなものがこれだろう。
今日中にやらなければならないが、やったところで何が良くなるわけでもない。
これも、無視していい。
次に右上、緊急度は高く/重要度も高い
著者いわく、ボーッと生きていればこればかりしてしまうらしい。
例えば、会社に行ってお金を稼ぐ、ということが当てはまるのではないだろうか。
毎日出社する必要があるので緊急度は高く、クビになれば生きていけないと思い込んでいるので重要度も高い。
仕事さえしていれば、誰にも迷惑をかけないし、それで十分。
そう思っている。
だがこれは、著者に言わせると「無視していいこと」らしい。
最も大事にすべきこと、それは
マトリクスの右下
「緊急度は低く/重要度は高い」こと。
昔からやりたかったけど、今じゃなくてもできる旅
本当は気になってたけど、しなくても生きていけるファッションや筋トレ
仕事が忙しくて忘れかけていた、自分をワクワクさせてくれる趣味
言い訳して先延ばしてきた恋愛
大事なのは右下。
自分にとって本当に重要なこと。
緊急なことなんて、大体しょうがなくやってることや、他人から押し付けられたもの。
その時は、自分の人生を生きていない。
だから「緊急度は低く重要度は高い」、やりたかったことを今すぐやろう。
やらなければならないこと、なんて言ってるうちに人生は終わってしまう。