環境の大切さ
環境の大切さ
人間が生きていく上で環境はもっとも重要といっても過言ではない
誰の子どもになるかもそうだし、どんな家庭で、どんな地域で、周りにどんな人がいるのか、どんなものがあるのか、
これらのことは非常に重要なことである。
動物の世界でも、元を辿れば祖先は同じなのに、環境の差で攻撃的な種になるものと、温厚な種になるものがいる
自然界でそれらを左右するのは、食料の豊かさであるのだが、
人間の場合は何で左右されるのか?
一つ言えるのは、お金ではないか。
だが事はそうシンプルには運ばない
お金といえば東京だが、
東京の人間は必ずしも暖かい人ばかりとは言えない
むしろ、はっきり言ってしまえば性格のキツイ人が多い気がする
お金があるのになぜか?
それは偏っているからであろう
全体でみれば潤っているが、細部をみれば不平等にもほどがある
一方は月に億単位、時給にすると何十万も稼ぎ、一方は時給1000円で労働する
そしてもちろん、数の上では後者のほうが圧倒的に多い
つまり、環境の不平等な扱いを受けているものが大部分を占める環境と言える
そんな環境に人間がいればどうなるか?
温厚にはならないだろう
心が乏しくなり、感動もあまりしなくなるかもしれない
とはいえ、それでも人は東京に集まる
何が人を東京に駆り立てるのか
野心か、好奇心か、夢か、幻か、自信か、
何かはまだ分からない
ただ言えることは、お金を持たないまま東京で平穏に過ごすには難しいのではないかということである。
多くの者にとってはあまりいい環境とはいえない、
そう感じるここ最近。