世の中そんなに甘くないオジサン「世の中そんなに甘くない」
「世の中そんなに甘くない」
大人の口癖ナンバーワンがコレ
大体30〜40後半のオジサン、オバサンが口にする。
次に子どもが口にする(言わされる?)言葉ナンバーワン
「将来は◯◯になりたいです!」
若者
「俺はぜってぇ◯◯になってやる!」
お年寄りが最後に口にする言葉
「あの時、◯◯をしていればよかった...」
流れを年代順にまとめると
なりたい! → なってやる! → 甘くない → していればよかった...
なってやる!と甘くないの間で挫折があったことが分かる
だが、していればよかった、という言葉を見るに
実は挑戦していないことが判明する
ではなぜ、甘くないと思ったのか
それは、自分ではなく他人の失敗を見てそう思ったのだろう
考えてみれば、子どもの頃周りはサラリーマンか公務員しかいなかった
自営業も少しはいたが、家業を継いだというのが多い
そんな中、たまに挑戦する人が現れて、
けれども無残に散って、
それを自分のことのように思っているのだ
ああ、なんと不安の強いことか。
子どもの頃、◯◯になりたいです!は
大体大人に言わされている。
ということは、
本来、大人は何かに挑戦することに肯定の立場なのである
にも関わらず、甘くない、していればよかったと口にするのは
人間が不安に極めて弱い証拠だ。
話を聞いてみると、
どうやら立場上のアレで挑戦できなくなるという
家庭なんか持ったときには、もうキンタマ取られたかのような勢いで保守になるらしい
だが本当に立場だけが原因だろうか?
それだと、格好が良すぎて怪しい
実は、自分に自信がなかったり、
不安に抗しきれないということも
あったりするんじゃないだろうか。
自分の不安から目を逸らし、立場という盾に隠れる
隠れたことで、束の間の安心を得る
だが、自分を欺いているので、最後の最後で、していればよかった...としっぺ返しをされる
俺はたまに、自分で自分を、厳しくチェックしているような気がしてならない。
それで、不安なんていうのは、実は自分をチェックするための
自分が作り出した問いなのではないかと思う。
この問いに答えないと、
甘くない&していればよかったコースに行かされる。
別のコースにいくためには
この問題にきちんと取りかかる必要がある
世の中そんなに甘くないオジサンにそう教えられた気がする。