自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

数学的能力

 

どうも僕には数字を操る能力が欠けているらしい。

 

普段はなんとなく誤魔化しているのだが、テストを受けると一目瞭然。

 

実はそれで今日も恥をかいた。

 

話の経緯はこうだ。

 

今日は就職活動で会社の適正試験を受けていた。会場には6人ほどの志望者がいる。

 

適正試験の前に説明会があって、うち3人は説明会のみの参加だ。

 

残る3人は試験を受けて合格すれば最終面接を受けられる。

 

私は最終面接を受けられる可能性のあるグループだった。どうやら学歴やらなんやらで選考ステップが分けられていたらしく、説明会だけのグループより有利らしい。

 

今日試験を受けられない彼らは帰るとき少し悔しそうな顔をしており、私はどこか自分が優遇されているかのように感じた。内心踊っていた。

 

そして適正試験を受ける。内容はつるかめ算に出てくるような算数の問題や、図形・%の問題が多かった。周りを見渡してみると、残り2人はとても緊張しているように見えた。

 

ははん、もしかして自信がないのかな。

 

調子に乗っている私は自分の力量はさておき、もう受かった気でいた。

 

試験が終了するとその場で不合格者のみが名前を告げられる。一人だけ私の名前が呼ばれた。

 

まさかと思ったが、そういえば半分ぐらいは分からなかったので適当にマークしたのを思い出した。

 

去り際に合格ラインと私の得点数を聞いた。

 

試験官のお姉さんはどこか申し訳なさそうに

 

「4割でした。合格ラインは7割です・・・」と教えてくれた。

 

4割かぁ。。

 

負けて兜の緒を締める。ちゃんと反省します。

 

 

 

ーー

 

 

 

今日の論文

 

さて、今日はちょっと変わった論文だ。

 

タイトルは「日本人がおもしろいと感じる話の傾向」。

 

気になる・・・。

 

では見ていこう。

 

 

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title: 日本人がおもしろいと感じる話の傾向
執筆者: 大島希巳江
投稿年: 2011/7
 
●目的: 日本人がおもしろいと感じる話の傾向は何かを調査・分析する
●方法: サイトを設置して面白い話を募集する。投票・分析を行う (2010年4月~2011年3月日本一おもしろい話」サイトを開設)
●投稿数: 560
●投票数: 1949票の投票がされた(毎月トップ10まで決定する)
●話の傾向: 体験談が多い内容の傾向:言葉に関する話が多い(言い間違いや同音異義語等)
●面白い話を投稿する年代層: 30代~50代が多い
●性別での話の傾向
 ○女性: 突発的な偶然から起きる言い間違い・聞き間違いなどに関する話が多い(日常的、共感が特徴)
 ○男性: 作り込まれた言葉遊び、文化・社会を反映した笑い話などが多い(関係が深いから)
●国別で見た笑いの傾向
 ○欧米で人気の笑い: 出来合いジョーク
 ○日本で人気の笑い:個人の体験談
●結論: 言語・文化・社会を反映する話の投稿が多く、また面白いとされた
 
 
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やっぱり言葉が人気なんですね。日本語は使い方や状況によって意味が変わりやすいのでそこが面白いのでしょうか。
確かにちょっと含ませる言い方のほうが色々と想像できておかしかったりしますよね。
非常に面白い論文でした。ちなみにまとめには書きませんでしたが、この研究を始めたきっかけは、ハートフォードシャー大学の心理学者リチャード・ワイズマン博士が似たような研究をしていて、その結果「日本には笑いの文化や習慣がないようだ」と述べたかららしいです。いやいや、日本は落語を見てもわかるようにお笑いが非常に好きな国民性だと思っています。論文も鵜呑みにするのではなく、一意見として捉えないといけませんね。で
はまた明日。