自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

口は災いの元

 

言葉遣いには気をつけたほうがいい。

 

僕が贔屓にしている有名人がそう言っていた。

 

思えば、僕は言葉に関心はあったものの、自分の口から出る言葉は意識したことがなかった。

 

自分の気持ちを文章に落とし込むことと、言葉から他人の気持ち理解すること以外は軽視していたらしい。

 

たしかに、口からでた言葉が原因で人とぶつかったことがある。

 

口調・トーン・間を指摘されることもあるが、やはり一番は単語だろう。

 

以前、親しくない人に「じゃ、頼むわ」というと「お願いしますだろ」とキレられた。

 

言葉というものは口にして初めて気づくことが多いようで、それまで僕は相手をなんとも思っていなかったが、どうやら低くみていたらしいことに気づいた。相手も然り。

 

言おうとして言ったのでないところがまずい。ポロっと出てしまったということは、いつどの相手を怒らせるか分からないということだからだ。

 

 そう考えると、言葉遣いに気をつけるのはなるほど理にかなっている。

 

口から出る言葉に気をつけ、心の中で思うことにも気をつける。

 

言葉は人間の幹に近いのではないだろうか。

 

 

 

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今日の論文

 

今日は論文自体ではなくて論文の抄録を読んでみた。およそPDF1枚のものだが、ここには執筆者の思いが凝縮されている。

 

では読んでいこう。

 

 

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Title: 人間は弱い、だから面白い

URL:  https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasca/2009/0/2009_0_45/_pdf/-char/ja

  

まとめ

- 人類学の分野はきれいにまとまりすぎている

- 人間は誰もが俗物根性を持つ (ex: 理路整然と宗教的世界観を語る一方、それと乖離する現実の行動 )

 

 

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私も知識に関して似たことをよく感じる。数学や物理のような数学的に記述される学問ならまだしも、心理学や社会科学などの主に統計を使う分野でも実験結果がすなわち真実かのように扱われるのが不思議でしょうがない。

 

実験結果はあくまで実験結果である。その状況、その調査方法でそうだったのであって、結論だけ鵜呑みにするととても危険だ。

 

面白そうだからこの論文ちゃんと読んでみようかな。