男はとりとめもないことを思う
朝は散歩をする。
この時に、今日やることや、今感じていること、昨日したことや思ったこと、これらを振り返ったり思索したりするのだが、今日は珍しく何も浮かばなかった。
あえていうなら、昨日は早寝が出来てよかったけど、果たしてこのまま生活リズムを保てるか不安だとか、寒いなとか、そんなことぐらいだ。
散歩を終えて振り返ってみると、こういうのを「とりとめもない」というんだろうなぁと実感している。
羅生門の一節を思い出した。
と、これを書いて、これまた「とりとめもない」と感じた。
何々だと思ったとか、羅生門を思い出したとか、なんというか全体的に平和な感じがする。
もしかして今は好調なのだろうか?
どこかふわふわしていて、地に足の着いてない感覚で、大体のことはまぁいいじゃんで済ませられる気分とでもいおうか。
何も考えられない、このぼーっとした感覚は平和、または好調という証か。
気持ちもどことなく落ち着いているし、今なら誰とでも仲良く話せる気がする。
うまくいっていると、俺ってぼーっとするんだな。ふわふわするんだな。
これが続けばいいな。