自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

嘔吐 アウトプット 日付 まとめ

________________

追記

注: 画像2の定義を間違えている可能性があり, よって画像1の日付にもズレが生じた可能性あり

 ________________

 

 

さて, 今日は「嘔吐」のアウトプットをしよう.

 

前日, 前々日から言い続けていたやつだ.

 

内容の吟味というよりは, 情報の整理に近いことを行った.

 

一応pdfにまとめたのだが, 画像にして2枚分なので直接画像を貼る.

 

1枚目.

f:id:country_gentleman:20200106092012p:plain

2枚目.

f:id:country_gentleman:20200106092019p:plain

なぜ日付けをまとめたかというと, 「嘔吐」は日記形式で話が進むので このように視覚的に前後関係を把握できた方が理解しやすいからだ.

 

例えば, 1/29のあとに書いた日記は2/11なので, 約1週間半ぐらい日記をサボっていたことが一目で分かる.

 

他にも, 2/20に美術館へ行き歴史の虚しさを知るが, それからロルボンについての調査を辞めるのは1日開いて2/22になっているので, ロカンタンの性格や迷いが窺える.

 

 

*

 

 

情報を整理して新たに分かったことがある.

 

それは「吐き気」についてだ.

 

何となくだが,「 吐き気」は具体を突き詰めたもののように感じる.

 

例えば, 人間は物事に共通点を見つけて一般化や抽象化を行うが, それをしたところで物事が全て別々のものであることに変わりはない.

 

だから私を我々と呼んでみたり, 所属という概念だったり, 木々や小石に対する見方であったり, そういうものは全てまやかしで, それぞれがそれぞれに独立して存在するのを認識することが「吐き気」なのだと思う.

 

また,「 吐き気」は「孤独」と大きな関係があって, 「吐き気」が起こる人間は「孤独」な人間に多い.

 

これは「孤独」な人間ほど何かに属することが少なくなるので, 必然的に存在そのものと向き合う機会が増えるからだと考える.

 

アシル氏(精神病と診断されている老人)が「吐き気」を感じられる人間であり, 医師の登場で「吐き気」が収まった例も加えておこう.

 

アシル氏は医師に精神病患者という目で見られることにより, 自分は一人ではなく精神病患者の一員だと感じることができた.

 

外部の人に自分の存在を一般化してもらうことで,存在そのものへの認識を誤魔化すことができ, その「吐き気」を薄めることができたというわけだ.

 

 

*

 

 

「嘔吐」...とりあえずこれで一区切りつけます.

 

将来, いつか読み返すと思います.

 

そういえばあの開高健も「嘔吐」の愛読者だったらしい.

 

おもしろい.