自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

外向1 (2020/1/31まで)

 

さて、宣言したとおり昨日一日外向を意識して過ごしてみた。

 

外向とは、意識を内ではなく外に向けることである。

 

まず早朝眼が覚めて散歩した。日が昇る前に出勤するサラリーマンたちを見た。

 

その姿は寒そうだった。

 

しかしどこか彼らの面持ちは、俺たちは早朝から出勤する働き者でありいわゆる勤勉人だがそんなこと周りに強く主張するわけでもないダンディズムも備えた大人の男、とでもいいたげな自己肯定感溢れる誇らしげな様子であった。

 

昼前、昼寝をする。

 

陽がちょうど真上から少し過ぎたくらいの頃、所用のため少し外に出た。

 

目的地まで電車を使った。

 

車内の乗客はどれもおよそ成功者とは言い難い、どちらかというとむしろ対極に位置するような様相を呈していた。

 

普通の人はどこにいった?

 

ふとそんなことを思ったが、その車内の乗客には自分も含まれていることを悟り思考を切り替えた。

 

夕方。人と会った。女性だった。

 

ここ最近自分を変えたいという気持ちがにわかに芽生え始めたので、とりあえず愛想よく振舞ってみた。

 

感触はよかった。

 

 

*

 

 

一日外向を心掛けてわかったことだが、これは意外と難しい。

 

まず他人をみて何を思えばいいのかわからない。

 

んあっ!

 

そうか、他人をみて長所を探すようにすればいいんだ。

 

昨日はどちらかというと他人のよくない点が目についていた。

 

今日は意識して他人の長所を見つけるようにしよう。

 

ではまた明日。