自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

性年の恋

 

青年は少年の頃のような恋をできない。

 

私の年齢は干支をふた回りしたぐらいだ。

 

青年と言っていいのかわからないが、個人的な感覚としては

 

まだ大人ではないので、

 

青年ということにしておく。

 

ちなみに以前書いた恋愛系の記事 ↓ この記事も本記事も、どちらも本心

 

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男には誰でも少年時代がある

 

何をするにも面白くて熱しやすい

 

純なところがあるばかりに損をして、

 

それでも本人は損だなんて微塵も思っていない。

 

少年とはそんなところではないだろうか

 

だが、これは長く続かない。

 

第二次成長を迎え、

 

純な世界に性欲が混じり始める

 

いつしか、小学校を一緒に過ごした「アイツ」は「女」になる

 

いきなりすべてが変わるわけではない。

 

最初は受け入れられず、拒否をする

 

だが、ゆっくりと、ゆっくりと性欲にのまれて

 

少年は青年であることを受け入れる。

 

もっとも顕著なのが恋の仕方だ。

 

少年の頃はどうだ?

 

振り返ってみると、

 

彼は純の世界で生きているので

 

本能に任せて、ただ可愛い、そう思う子を好きになっていた。

 

好き以外の感情は特にない

 

少なくとも個人的な経験としては

 

何かのためとか、どこに行きたいとか、何がしたいとか、

 

そういう感情は一切なかった。

 

ただ、好きという一点だけで、好きな子を見つめていた。

 

もちろん、実際に見つめることはできない

 

少年は少年なりのプライドがあるので、

 

誰にも恋心をおおっぴらにはできないし、

 

ましてや意中の相手にアピールすることなどありえない。

 

少年の恋は好きしかないシンプルな世界観だった。

 

青年はどうだ?

 

ここでは青年は性欲が湧きはじめた男のことを指す

 

青年の初期段階は、少年をまだ引きずっていることがある

 

異性を性的な目でみてしまうが、

 

いやいや、でも俺は好きな人を性的な目では絶対に見ないぞ!

 

といった具合に、

 

純な恋を守ろうとするのだ。

 

これは後になって分かったことだが、こう思うのは相手のためではなく自分のためである

 

少年はどこかで、性欲をイケナイものだと思ってしまっている。

 

そんなイケナイことを自分がするもんか

 

自分はイケナクなんかない

 

そう思いたいから純でいようとする。

 

だが、それも序盤だけのことで、

 

性に関する興味は、日を追うごとに増していく。

 

周りでSEXをするカップルが増え始めると

 

それこそ勢いは加速する。

 

あいつがしてんのに、なんで俺だけできないんだ?

 

この時点ではもう、性欲をイケナイことだなんて思っていない

 

いや、実際には心のどこかではイケナイことだと思ってはいるが、

 

それをかき消すほどに性への関心が強くなってしまっている。

 

早くて中学始め、遅くて高校卒業辺りには、

 

ほぼすべての男が純を忘れるほど性欲に飲まれていると思っていいだろう。

 

私もそうだった。

 

そして今、恋愛を打算から始めるようになった。

 

風俗を通して体だけの関係では物足りないことを知り、

 

長期的に執着してくれる相手を見つけて打算で関係を構築する。

 

こちらの意図を気づかせないように、連絡をこまめに取り、なるべく明るく接する

 

もちろん、この関係がお互いのためになるならそれがいいと思っている

 

し、なるべくそうしたい気持ちはある

 

だがそれ以上に、関係性を作った相手とヤリたい、という気持ちがある。

 

青年の終着駅は、性の解放だった

 

もはやそこには純のカケラもなく、

 

むしろせめぎ合いを続けた期間が長ければ長いほど反動で

 

性欲の世界に振り切ってしまうのかもしれない。

 

自分でも愚かだということは気づいている。

 

あれもこれもヤるためだけに画策したことで、

 

結局は虚しさを感じることがある。

 

だが私は、お行儀よい純な世界に帰ろうとは思わない。

 

帰れるか帰れないかは別として、帰ることはない

 

なぜなら、ヤリたい、というのが私の本心だからだ

 

ここに嘘をついて取り繕ったら、その先大きなしっぺ返しを食らう気がする

 

ヤリたいという気持ちは決して誇れるものではないが、

 

私は私のために女とヤりまくる、という道に進みたい

 

もちろん、SEXは人間を相手にするのだから最低限のところは守る

 

それは女性に大きな傷を負わせないということだ。

 

ここで3つのことを公約する。

 

・浮気はしない。もし他の女性に目移りしたら、きちんと別れてから次へいく

・相手の嫌がるSEXはしない。相手も SEXをしたがるように俺が頑張る

・一緒に過ごしてよかったと思えるように努力する。お互いが幸せになれる道を探し続ける。

 

私は以上の公約を守った上で女とヤりまくる。

 

ヤりまくるというのは回数のことで、彼女がいなかったら不特定多数になるが、彼女ができたら彼女1人とヤりまくる。

 

これが俺なりの恋愛に対するケリの付け方だ

 

性欲をなかったことにしたら次へはいけない

 

純な世界に戻りたいと思うことはあるが、そんなこと考えても意味はない

 

だから、ちゃんとヤりまくって、ヤりまくった上で違う道を探す。

 

自分にだけは嘘はつかない、俺はヤりたいんだからヤる。

 

ただ、誰かを傷つけることはしない。傷つけないようにしてヤる。

 

ヤってヤってヤリまくる。誰かを傷つけはしない。でもヤる。誰も傷つけずにヤる道を探す。

 

少年から青年へ。いつまでも昔のままではいられない

 

正解が見つからないのなら、変わり続けるしかない

 

おバカな意思表明になったが、これが俺という男の中身です。

 

いつも偉そうにしていて、真面目な顔をして、誰かを見下すことも多い、

 

そんな人間の中身がこれです。

 

 

でも、たとえ自分が汚かったとしても、汚い部分をきちんと見つめる。

 

汚いを汚いでは終わらせない。俺は自分にだけは嘘をつかない。