本を読むだけで小馬鹿にされる環境
実家に帰ることが苦痛になっている。
小さい頃は家が好きで、
犬と猫と一緒に遊んだり、
昼間に日向ぼっこしたりするのが大好きだった。
他にも漫画を読んだり、オモチャやカードで遊んだり、常にワクワクしていたものだ。
友達といたり外でいるよりも、家でいるほうがいい。
中学頃まではそう考えていた。
高校生ぐらいからか、家にいることが徐々に辛くなってきた。
自分だけが家族の中で浮いている。
会話をしていてもどうも噛み合わない
優しさなのだろう、
父や母、兄妹たちは私にだけ気を遣っている
だが、たまに本音がポロリ
オマエ ハ オカシイ
個性なんていいものではなく、欠陥品のような外れ値
考え方から始まり、話の中身、日常の所作、やることなすこと、どれもこれもすべてが一致しない
私は自分が欠陥品だなんて思っていない。
かといって他がそうだとも思わない。
ただ違うだけ。ただ違いがあるというだけの話
とはいえ、世の中みんなが違いに寛容なわけではない
皆と違うところがあったら、コイツはオカシイという扱いをする人もいる。
意外と身近な家族の中にもいる
それが積み重なると、他人に対して壁を作るようになり
もう会うのも嫌になってくる。
ここまで悩むのは、私が家族を好きだからだ
嫌いならスパッと切って次へ向かう
強いつながりというのは大変なものらしい
なければないで困るし、あったらあったで困ることが起きる
分かっていることは、私は今実家にあまり帰りたくないということだ
結論はわかっているのだが、前提と処理が全くわからない
迷いの中に紛れ込んだといわれても文句は言えない。