自分に嘘をつかない

内面を言葉で表現する

考えるって難しい / 31. 玉川学園前駅 (最終日)

 

考えるって難しい

 

今日も考え事をして過ごすよう心がけた。

 

考え事をするのは意外と難しい事がわかった。

 

すぐ言葉の問題に突き当たるからだ。

 

例えば、誠実って何?みたいなことを考えた場合、そもそもの言葉の意味をあーだこーだと考える。

 

ここで大事なのは、辞書はあくまで目安にしかならないということだ。

 

だから言葉の意味を知るには苦労する。

 

そして誠実なんてそんなでかい言葉ならなおさら大変、それはもう砂漠を徒歩で横断するようなものなのだ。

 

そういうわけで集中力がなかなか持たず、ふと何かに気を逸らしてしまう。

 

それで意外なことだが、考え事をしようと決めてからは本を読むことが多くなった。

 

前はそう本を読む方ではなかったのだが、考え事をすると決めた途端これだからおかしなものである。

 

もしかして独断と偏見に陥らないように無意識が本を欲しているのだろうか?

 

もう一人の僕・・・

 

というわけで読書時間が増えているが、考えることは諦めずに続けようと思う。

 

とりあえず30日間。

 

ま、やりますよ。

 

 

 

*

 

 

 

31. 玉川学園前駅

 

今日の1日1枚は「玉川学園前駅」

 

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1日1枚は今日で最終日。

 

玉川学園前駅を通る電車を撮った。

 

これは東京方面へ行く電車だと思う。

 

よくこの光景をみるんだけど、何が凄いって、下り方面なら深夜0時でも人がいっぱい乗ってるってこと。

 

それは遅くまで東京で働いて終電間際で地方の住居に戻ってることを意味してる。

 

なんというか、見るたびに考えさせられるんだよな。

 

同時に、俺はこうはなりたくないとも毎回思う。

 

電車に乗ってる人たちは皆頑張ってるのは分かるけど、そんな時間まで働くなんてどこかおかしいって思うから、それを凄いなんて軽口で褒め称えたくない。

 

そんな時間まで働くな!

 

って内心は悲しいような怒ってるような気持ちがする。

 

写真はいい感じに撮れた。

 

俺のスマホのカメラが高性能すぎなかったおかげで電車の疾走感がちゃんと撮れてる。

 

これで車内の人がピタリと止まって顔まで写ってたらなんか違う。

 

最後にふさわしい写真になるよう外まで撮りに行きました。

 

どうでしょう、俺の約30日間の1日1枚。

 

あからさま適当に終わらせた日もあったけど、やり終えた今の気分としては悪くない。

 

あーこんな写真撮ったなあとか、こんな気持ちだったなあとか、そういうのが一瞬で振り返れるのがいいね。

 

ベストショット?

 

なんだかんだ言って、初日の部屋の写真が一番気に入ってるかもしれない。

 

ここからやるぞ、みたいな気持ちが今でも湧いてくる。

 

やっぱり俺は「可能性」が好きなんだと思う。

 

何かが起きるかもしれない、何かが変わるかもしれない、そういう気配を感じるととても楽しくなる。

 

これからどうなるのか想像するのもワクワクしていい。

 

楽しいね。写真撮ってよかった。

 

多分またいつか写真に力を入れる日が来ると思う。