意外と近くにいる
細胞の大きさって知ってる?
細胞の大きさは数十nm。
1mmは1000nm。
つまり、
・1mm = 1nm × 1000
1nmを千倍したら、1mmだ。
で、細胞の大きさをmmで考えると、
細胞は数十nmだから、大体0.01~0.09mmになる。
じゃあ次に、肉眼で見える最小のサイズは知ってる?
これが大体0.2mmらしい。
ん?
一番大きい細胞は0.09mm、大体0.1mmだ。
肉眼で見れる限界は0.2mm。
そう。
つまり、あとほんの少しで、人間は細胞の世界を見れるということ。
細胞は0.1mm、肉眼は0.2mm
その差はたった0.1mm。
あとたった0.1mm視力がよかったら、人間は細胞が見えてたんだ。
だから例えばガールフレンドに「お、今日も細胞いっぱいいるねぇ〜」なんて言えたわけ。
細胞なんて聞くと、ものすごく小さい世界だと思うだろう。
だが、違うんだ。
意外と近くにいたんだよ。
あとほんの少しだったんだよ。
これと同じように、人間の違いもそうなのかもしれない。
みんながみんな、ほんの紙一重の差で生きているのかもしれない。
ほんの少し何かが違えば、俺はあの人だったかもしれない。
逆に、ほんの少しの違いで、誰かが俺だったかもしれない。
近くにあるんだ。
物事はいつも、思ったよりも近くにいるんだ。