住めば都と言うけれど
「住めば都」という言葉を聞いたことはあるか?
どこだろうと住んでいる人にとってそこはいいところ、という意味だ。
俺も何回か引越しをしてきたので、これには頷けるところがある。
確かにどこだろうが1ヶ月ぐらいで不便しなくなってくる。
駅から徒歩50分離れたところに住んでいても、まあまあいいところだなと思えるようになる。
こうなるロジックはおそらくこうだ。
人は新しい環境に過敏に反応する。
だから最初はやたら大変で、いろんな不都合が目につく。
だが生活のため一つずつ問題を解決していく。
すると、大体1ヶ月ぐらいで生活がうまく周り始める。
こうなったとき、今がいいかどうかを判断するのは、最初の大変な時期だ。
今まで住んだ心地のいい家ではなく、越してきた時の不安な気持ちと比較して人は満たされる。
なるほど、ということは「住めば都」というのは間違いないが少し補足する必要がある。
「越した直後は地獄、けれども住んでいるうちに都」
へたくそな諺ができた。
みんな、使っていいぞ。